
世界は確実に小さくなり「国境」という言葉も嫌われる今日、その流れとは逆らうように、人々の心の中には、自分の国をより一層大切にしてゆこう、という動きが強くなってきています。言葉にもそれは表れており、自国のアクセントそのままの英語が、快く受け入れられているではありませんか。
Education Linkでのバイリンガル保育で、私が一番感動していること、それは、両語が話せるということにとどまらず、幼い子供たちが多言語を自由に飛び交わす生活の中で、言葉を通じて多文化思想に触れながら、他をそのまま受け入れ、かつ、自分に気づき、今度は自分らしく振舞いながらも、皆とやってゆける気質を確実に学んでいるところにあります。
他を知れば知るほど、自に気づき、自己の存在に感謝し、それを高めてゆこうとする。この繰り返しが、学びであり、人生は学びであることに繋がります。
バイリンガル保育は、幼児を取り巻く国際的な環境、保育者と共に日々を過ごすことで、机上だけでは学ぶことのできない、心と体で体験する、情操教育の一つなのだと考えます。
豊富な日本語を育てながら、多文化や多様な考え方に触れながら、子供たちが、自分が何のために存在し、何ために生きるのかを考えてゆけるようになる、保育を展開してゆきたいと願っています。
美貴枝・ステイプルトン(園長) |